世界市場の不安を映すマイナス長期金利 - 日本経済新聞

9日の債券市場で日本の長期金利が初めてマイナスとなった。返済期間の長いお金の借り手が、利息をもらう異例の事態だ。日銀がマイナス金利政策を決めたことで金利が下がりやすくなっていた。さらに欧米で信用不安が再燃し、安全資産とされる国債が大量に買われ、長期金利がマイナス圏に沈んだ。今は市場の不安心理が先行し…