海外子会社に死角、WHの買収に統治効かず - 日本経済新聞
東芝が再び原子力事業で巨額の減損処理を迫られることになったのは、15年の会計不祥事のさなかに米子会社のウエスチングハウス(WH)が買収したCB&Iストーン・アンド・ウェブスター(S&W)が原因だった。買収当時、東芝本体は不正会計問題で経営危機に陥っており、米原子力事業拡大のため、M&A(合併・買収)に走っていたW…