火元一撃 泡で「窒息」 モリタHDの消火システム(ここに技あり) 大阪市 - 日本経済新聞
高さ3メートルほどの火柱が上がり、20メートル四方の実験棟に煙が充満する。視界は遮られ、口を覆うマスクをしていても喉がひりひりする。火元は缶やプラスチック製品で覆われ、放水してもはじかれる。実際の火災現場ならば混乱に陥るような状況だ。救世主は泡。火元をあっという間に包み込んだ。消防車最大手のモリタホー…