ヤマトHD、原点回帰で挑む700億円の壁 - 日本経済新聞
息子の洋服のお古を弟の子どもに送れない。「宅急便の父」故小倉昌男氏が宅急便の開発アイデアを得たきっかけの1つはこんな体験だった。家庭から家庭へと荷物を運ぶサービスとして大和運輸(現・ヤマトホールディングス)が1976年に始めた宅急便。しかし「送料無料」を売りにするネット通販業者などの荷物の比率が高まり、…