行政の責任は限定的 耐震偽装事件で最高裁 - 日本経済新聞

姉歯秀次・元1級建築士による耐震強度偽装事件をめぐり、建築確認の審査をした行政側の責任が争われた2訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)は26日、「審査する建築主事が職務上通常払うべき注意を怠り、漫然と法の規定との不適合を見過ごした場合には違法となる」との初判断を示した。行政側の責任を限…