【書評】「パーキンソン病ー少しずつ減薬すれば良くなる!ー」を読んで。

少し長くなるが、本書巻末からの引用で記事を始めることにする。 日常の外来診察を通じて感じることは、25年前よりもはるかに病状が多様化・複雑化しているということです。特に、PDD(認知症を伴うパーキンソン病)タイプにおいて認知症や精神症状の多様性についての解釈や評価が難しいという印象を受けます。 それにもかかわらず、…