ステロイドやCushing症候群で白血球が増加する理由

一般的に炎症反応が起きると白血球は増加するが、代表的な作用に抗炎症作用・免疫抑制作用をもつステロイドを投与した際にもなぜか血中の白血球増多が見られ、10000から多いときは20000/μLくらいまで上昇する。これには白血球の血管外遊出が関わってくる。 白血球の血管外遊出 体のどこかで炎症があった際、骨髄で産生され…