#東方 #【同人再録】 【幻想郷ごはん合同寄稿文】晩夏の候 - ねこかりの小説 - pixiv

良い色にトマトが染まっていた。 四季のフラワーマスター、風見幽香はその実を優しい手つきで撫でる。 「今年もよく生ったわね」 静かな声であった。それでありながら、そのあり方を言祝いでいるような声でもあった。 何事か話しかけて、その実を丁寧にもぎ取った。何気ない動作のようでいて、丁寧...