#文スト【腐】 #R-15 【文スト/織太】その指が夏を終わらせない - くらげの小説 - pixiv

未だに思い出す夜がある。 もう何年も前の、私が捨ててきた過去の中に埋もれている夜だ。 その日、織田作と私は一緒に仕事をしていて、夜遅くにやっとカタを付け、そうして、繁華街から遠く離れた古いビジネスホテルの空き部屋に、やっとの思いで転がり込んだのだったと思う。 二人ともくたくたで、...