#50 昴、探して | ミリオンライブ! 誕生日小説シリーズ - サイトロの小説シリーズ - pixiv

「星、見に行かない?」 冬にそんなことを言われたら、だーいたい見当はついてしまう。それでも、こたつ台に頭を預けながら一応考えた。 寒い休憩室だった。こたつから一歩も動きたくない位には、温度が外と同じな気がする。周りは暗かった。入り口のスイッチには、『節約!』の文字。あの張り紙は琴...