②石勒の中華戦記 荊州転戦、旧司馬越軍壊滅、三度の洛陽攻撃 310年7月〜311年6月

305年の反乱から、312年葛陂の撤退までの 石勒の野獣期の続きを記したい。 ●洛陽攻撃を境に、河北から荊州北部へと戦いは移る。 ●荊州から豫州へ山越えして西晋の中核軍を破滅させる ●石勒は洛陽陥落の褒賞(掠奪)から排除される。 匈奴漢による西晋帝都洛陽の攻撃は三回ある。 ・310年7月 総大将劉聡(劉淵三男) ・310…