⑪石勒の中華戦記 319年11月胡漢融合を推進する石勒は趙王として自立。河北完全掌握へ

願ったり叶ったりの劉曜からの手切れで、 石勒は自立する大義名分を得た。 ●名実共に石勒の完全独立。趙として立つ。 ●異民族は皇帝になれない、という漢人の理屈に配慮した石勒 ●胡漢融合策を強烈に推進した石勒 このあたり石勒は非常にうまい。表には出てこないが、 これが張賓の輔弼の賜物なのだろう。 319年時点での勢…