神戸製鋼所「複合経営」が裏目に 取引中止が拡大なら解体も現実味
子会社で日本工業規格(JIS)の認証を取り消された神戸製鋼所は、鉄鋼以外にも建設機械や電力などを多角展開する「複合経営」が裏目に出た。高コスト体質に加え企業統治の不全を誘発。取引中止が広がれば、解体論が現実味を帯びる。