ことばと文化(4)- 令和のスペシウム光線 | さっぽろ劇場ジャーナル

 本紙第3号を発行した4月末、日本は改元フィーバーに沸いていた。同時に平成の30年を総括する番組やコラムがメディアを賑わせた。元号という単なる記号が変わることで本当に何かが変わるとでも思っているのか、とそんな空気を訝しげに眺めていた。しかし、いざ令和に突入してみると、トランプのファーウェイ課税にはじま…