『蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす―ヘミングウェイ全短編 3―』 ヘミングウェイ、高見浩/訳 | 新潮社

炸裂する砲弾、絶望的な突撃。凄惨極まる戦場で、作家の視線が何かを捉えた――1937年、ヘミングウェイはスペイン内戦を取材、死を垣間見たこの体験が、以降の作品群に新たな光芒を与えることになる。「蝶々と戦車」を始めとするスペ