駒沢敏器の旅の本を開くと、いつだって本物の音楽がそっと聴こえてくる
追悼・駒沢敏器さんへ 今から数年前のこと。渋谷のタワーレコードがまだリニューアルする前で、7階フロアには膨大な数の書籍や洋書が売られていた。ある日立ち寄ってみると、その一角に「旅と生き方」に関する本がレイアウトされた小さなコーナーをたまたま見つけた。 並んでいるのは国内外のエッセイやノンフィクションや…