【江戸瓦版的落語案内】鼠穴(ねずみあな) | TOKYO HEADLINE
酒と博打で亡父の遺産をすっかり食いつぶしてしまった百姓の竹次郎、江戸で大商人となった兄の元を訪れ奉公したいと願い出た。しかし兄は、「金を貸してやるから、それを元手に自分で商売を始めてみろ」と勧め、金の包みを手渡した。途中、竹次郎が包みを開けると中にはたったの三文。「たったの三文…。これで商売をしろ