とらおの有機化学
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Shiinaマクロラクトン化はMNBAを使った現在最高のラクトン合成法
化学反応では一般的に、他の分子との連結反応である分子間カップリングを行いたいときは、反応濃度がなるべく濃いほうが反応速度が速くなります。 これは溶媒の量が少ない方が、フラスコ内で相手方の分子と出会う確率(衝突する確率)が高くなるためと理解できますね。 また、反応温度が高いほど分子の衝突時に活性化エネ…