吸血鬼文学名作選 - 東雅夫 編|東京創元社

吸血鬼文学名作選 夜霧と城館、墓地と黒い森、マントを羽織った黒衣の人影。ヨーロッパの最深部に見え隠れする魅惑的な光景は、日本においても、作家たちの情念を掻きたててやまなかった。その代表格たる須永朝彦と菊地秀行を先陣に据えた本書は、日本の新旧文豪たちによる吸血鬼小説と名作翻訳の集大成である。