第11回 「心像の正しい使用」とは?(その二)|人生がときめく知の技法|山本 貴光,吉川 浩満|webちくま
■ でかい事件に心乱される吉川 前回は、エピクテトス先生が使う「心像」という言葉をとりあげました。山本 原語の古典ギリシャ語では「パンタシア」という。みんな知ってる「ファンタジー」の語源でもあった。吉川 で、その心像がどうしたんだっけ。山本 え、タイトルにあるとおり「心像の正しい使用」がテーマだよ。…