付和雷同体質 『超国家主義の論理と心理』丸山眞男

「誰と親しくすればよいのか」という嗅覚に優れた方、います。わたしも苦手ではありません。自分自身の判断より、その場を支配している空気を察しようとし、その空気を醸し出している人を探し、そういう人に判断を委ねようとします。わたしのこういう「付和雷同体質」は、日本人に共通するもので今始まったことではない、…