鈴鹿の冬山 鎌ヶ岳、御在所岳  第三章

鎌ヶ岳、頂上 曇っていて、風はやや強い。ちらりほらりと、登山者は数えるほどしか居ない。なんだかサクッと到着した感があるのは、隣に御在所岳がそびえているからだろうか。 お昼ご飯、相変わらずカップラーメンだが、そのごちそうを準備していると、一人の壮年登山者が登ってきた。いろいろ話を聞いた。彼いわく、この…