鈴鹿の冬山 鎌ヶ岳、御在所岳  第四章

鈴鹿二日目、朝ごはん 窓の向こうに御在所岳が見える。山頂まで行く赤いロープウェイはまだ動いていない。その御在所岳と私達の間に、大粒の雪が舞っていた。 今日はなかなかの楽しそうな登山になるかな、と生き生きしてきた。 昨日よりも寒くなるかもしれない。でもワカンは確実にいらない。 そう、いらないものが捻出す…