井上 恭介・藤下 超「なぜ同胞を殺したのか―ポル・ポト 堕ちたユートピアの夢」

カンボジアのポル・ポト派政権のやったことは、本当に不可解です。自国民150万人を死に至らしめる政治。この数字には諸説ありますが、人口の数分の1を死に追いやったのは間違いないと言われています。古今東西、自国民をここまでの割合でなきものにした政権ってちょっと思いあたりません。眼鏡をかけていたら「知識人」な…