北村薫「夜の蝉」「秋の花」「六の宮の姫君」「朝霧」

「私」が遭遇する「日常の謎」を、落語家「円紫さん」がさらりと解き明かすシリーズ。第一作「空飛ぶ馬」ですっかり魅了され、全作読み進めました。「日常の謎」を味わえるという点では、「空飛ぶ馬」と「夜の蝉」が一番だったかな。最近朝が弱いのですが、前の晩に「謎」が解き明かされる直前まで読んでおいて、次の朝の…