12月1日妻が倒れた(4)

しばらくの間、目の前の否定したい現実に目を背けていたが、いつまでもこうしているわけにもいかず、決断しなければならないと覚悟を決めた。 義父母に「おとうさんおかあさんもう‥‥」このぐらいしか言えなかった。果たして伝わっただろうかと懸念したが、続けて心臓マッサージを続けているスタッフに「もう‥‥いいです」と…