【Fiction】詩をよむウサギ

「さっちゃん」は優しい。今日も私のことを思ってくれている。 とある町のとある一軒家の玄関、私は小さな籠の中で暮らしていた。私の家は小さくて、ご飯の入れ物、トイレがあって、私が動けるスペースは限られていた。けど、私は幸せ。だって優しい「さっちゃん」がいるから。 私はウサギ。野生のウサギは野原を駆け回る…