かな書 おりたちて 今朝の寒さを驚きぬ 露しとしとと 柿の落葉ふかく

ペンの光 2015年 11月号 伊藤左千夫の歌。 美しい歌である。 柿の葉は阿呆みたいに振ってくる。それが地面に積もり厚みをおびているさまがよく歌い上げられている。 今回は字母で書いてみた。 四行目の「の」が普通のひらがななのはご愛敬と言うことで。 ペンはパイロットのハイテックCカヴァリエである。あの田中鳴舟先生…