終焉の町からの手紙

町の間の境界線が、本当の壁になってからもう随分経つ。セルリアンとか陰謀説とか、難しい話は私には分からない。とにかく私たちは町単位で分断されてしまった。壁が通すのは水と光と空気だけだ。どこかで誰かが調査しているのかも知れないが、外に出られるまでは時間が掛かるだろう。 幸い一部の通信機器は生き残っている…