人生の最晩年に与えられた「忘れる」ことの幸せ

先日、叔父を見舞い、その足で母の入院先に向かい、帰りに姉と父で夕食を共にしたときのことです。 母は、あまり運動機能の回復は見られないものの、意識はかなりハッキリしてきました。 帰り際には、父の手を握り、 「お父さん、来てくれてありがとうね。身体に気を付けてね」 「また来てね、寂しいから」と父に甘えます…