『四梵住』とブラフマ・チャリヤ【後編】

ここしばらくウパニシャッド的な絶対者ブラフマンとゴータマ・ブッダの関係性と言うものについて、色々と考えて来た。 古ウパニシャッド文献とパーリ経典を同時並行的に対照しながら読み進めていると、もちろんこの両者には差異があるのだが、それよりもむしろ連続性の方がより鮮明に浮き彫りになる。 前回は中でもブッダ…