仏の32相に見る「象の特徴」と『無上のナーガ』:瞑想実践の科学10

ブッダの瞑想法、その導入部に当たるアナパナ・サティにおける気づきのポイントが、動物の調教における『急所・焦点』である鼻先、額、耳、口、と重なり合っていて、それらが、パーリ経典の中では『顔の周りに思念を留める』というひとことで表現されていた。 調御される動物の中でも、馬はその顔の周りに頭絡と言う眼に見…