残念ながら日本はヤバい国『東大から刑務所へ』

本書は“元東大生且つ元服役者”という、貴重な体験をしている二人の対談だ。東大と刑務所という対極に位置する環境だが、本書を拝読すればこの二つは別世界のものではなく、地続きで繋がっていることがわかるだろう。 どのような場面においてもそうだが、満場一致の正義などは存在しない。正義か悪かは白と黒の二色で明確に…