クメール・ルージュと人生ー読書感想「ゲームの王国」(小川哲)

クメール・ルージュによるカンボジアでの大虐殺と、その中を歩く人生を、半世紀あまりの時間軸で描く。小川哲さんのSF小説「ゲームの王国」の主題は壮大だ。遊びのゲームをどうすればより楽しくできるかを考える神童ムイタックと、この国の政治ゲームをなんとか公正に書き換えたい少女ソリヤ。「ゲーム」という言葉は下巻…