無耳法師となった明恵の過激、秘めた切なる想いとは | 賴住光子 | テンミニッツTV

駒澤大学仏教学部 教授 賴住光子/明恵は両親を早く亡くして仏門に入ったことから、釈尊を父と崇め、「仏眼仏母」の仏画を母と慕い続けた。また、自らの美貌が修行の妨げになることを気遣い、右耳を削ぎ落として「無耳法師」と名乗ったという過激な経歴の持ち主でもある。彼の残した和歌からは、難解とされる華厳宗の「一…