価値紊乱者たれ…「生命的な実感」の重視と旧世代への反逆 | 片山杜秀 | テンミニッツTV

慶應義塾大学法学部教授 片山杜秀/『太陽の季節』で芥川賞作家となった石原慎太郎が好んで使用した言葉に「価値紊乱」がある。これは単に価値を乱す(壊す)だけでなく、その先に新しい価値を創造するというもの。石原慎太郎の小説や政治に見られる、当時のオールドジェネレーションに見られた敗戦国としての振る舞いや考…