このお茶は【創作童話】

「はい、お茶でも飲んで。」 仕事で行き詰まった時、 そっとお茶を出してくれた人がいた。 湯呑から湯気が上っていく。 熱いお茶に息を吹きかける。 お茶の香り、お茶の渋味、 お茶のおかげで、一息つけた。 あまりに嬉しかったので、知り合いにその話をした。 「素敵な話ですね。うちの会社にも、そんな人がいたらいいな…