たどり着いた二階

8階、8階、8階、よんできて観覧車 しばしばも贅肉のみずうみ/瀬戸夏子 『そのなかに心臓をつくって住みなさい』 作品というのは「二階から二階へ上る/下る階段」であるべきだと思う。でもたいていの作品は三階に上るか一階に下ってしまう階段だし、ひどいのになると四階や地下室へと足を運ばせてしまう。むろんこの世…