屋久島あいすくるりん 第13回 ひと匙に一期一会を掬いけり

拝啓 平成が令和と変わった屋久島麦生の朝。 六角堂が背負うトイモ岳は垂れ込めた雲の内。 向かいに臨む太平洋も流れる雲に覆われて。 こんな日にはあれしかないと、夕刻5時過ぎ向った先は 永久保(船行)の「雪苔屋」さん。 窓際のカウンター席に腰をかけ、メニューを確認 今シーズン初のかき氷は、 今日はこれと決めてあ…