時をかける便せん

小学生のころに集めていた便せん、シール、消しゴムなどの文房具。使うのがもったいなくて、大事に取っておくタイプだった。 私の実家は、車がないとどこにも行けないような過疎地にある。週末にわずかながら発展した隣町へ行くときは、「ファンシーショップが入ってるショッピングセンターに寄りたい」と母にせがんでいた…