小説「仮題・ヒギンズ教授の憂鬱」第1章ー2

(俺・倉科哲也は、気まぐれで、高校の後輩ミチに、「彼女が通う大学のサークルのS先輩をゲットする」というミッションに向かわせるため、プライベートレッスンを始めた) allnightsailor.hatenablog.com より。 「いいか、ステディになるまで、Sっちに笑顔以外の表情は見せようとしなくていい。 そいつと同じ空間にいる…