航海~5.看取りから大学院へ

allnightsailor.hatenablog.com より。 父危篤。その一報に押されて夕暮れから走り始めた高速道路は、もう暗くなっていました。 妹から「息をしていない!」とLINE。 私は胸張り裂ける思いで、病院の駐車場に滑り込みました。 病室の扉を開けると妹が「早く早く」と呼びました。 私は駆け寄って、父のあたたかな、しか…