『雪の階』(中央公論新社) - 著者:奥泉 光 - 鴻巣 友季子による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
奥泉 光『雪の階』への鴻巣 友季子の書評。風を孕み滑走する不揃いな結晶たち奥泉光の創作技法には毎作大きな驚きがあるが、『雪の階(きざはし)』の壮大な試みには度肝を抜かれた。作者はこの傑作において、最高度に洗練された小説文体のあり方を提示した。物語としては、二・