『ピカソ・ジャコメッティ・ベイコン』(人文書院) - 著者:ミシェル・レリス 翻訳:岡谷 公二 - 堀江 敏幸による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
ミシェル・レリス『ピカソ・ジャコメッティ・ベイコン』への堀江 敏幸の書評。現在形で息づく対話闘牛のように激しく、熾火(おきび)のように静かなあの自伝的散文、『成熟の年齢』で知られる詩人ミシェル・レリスは、自身の創作と密接にかかわる少数の存在に寄りそって思考を熟成させていく優れた美術批評家でも