『皇帝のいない八月』(1978)

新文芸座で「皇帝のいない八月」(山本薩夫, 1978年)を鑑賞。山本薩夫監督特集の一本。自衛隊による軍事クーデターにリアリティがどれだけあるかはわからないが、見どころが多く、最後まで楽しく観ることができる。とはいうものの、設定の基本において疑問がある。列車を占拠し乗客を人質にとって、首都に乗り入れるという…