大正期・沖縄工芸の植物装飾(後編)

前編からの続き。 琉球古典焼の壺。 (狭義の)古典焼が作成されていたのは大正から昭和初期(戦前)の数十年だが、作成記録などがまったく残されていない。そのため作者や窯元、作成年代をピンポイントで確定するのは難しい。 この壺の意匠はバナナの木ではなく、正真正銘のヤシの木。比較的レアな意匠である。 実の大き…