短編小説「転機」

状況が変化していた。 全くもって変わっていたのだった。 話が違うではないか。 こんなはずではなかった。 全然違うじゃん。 そう叫び出したかった。 しかしできなかった。 サラリーマンとして、それだけはしてはいけなかった。 組織に生きるものとして、それだけは、やってはならないことであった。 組織を守るためには、…