小説 「ひょんなことから」 (1995年)
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留学生・横田等のロサンジェルス・ダイアリー =6= 8月21日 月曜日
グレイスさんが週末にカネをどこでどう工面したかは見当もつかないけど、社員たちはみな、きょう、小切手を受け取ることができた。 だれかの分が不渡りになる惧れはまだ残っているにしても、まずは、やれやれという結末だ。 ※ それにしても、会社でのちょっとしたエピソードの背後にあれだけの、つまり、ほら、時の流れと…