自作の小説「ひと吹きの風が語るもの」最終話

小説と詩の創作 文学随筆エセー その日の夜、陽一は洋子から電話をもらった。裕也を野球に連れて行って欲しいという依頼だった。そして二日後に、裕也自身からのお礼状と野球を楽しみしているという旨のハガキを受け取ったのだった。 明日が裕也と野球観戦という日の夕方だった。陽一の営業所に香山本部長から電話が来た。…