四端録
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孟子 湯・桀を放ち、武王・紂を伐てること
書き下し文) 斉の宣王問いて曰く、 湯・桀を放ち、武王・紂を伐てること、諸有りや。 孟子対えて曰く、 伝に於てこれ有り。 曰く、臣にして其の君を弑す、可ならんや。 曰く、仁を賊う者之を賊と謂い、義を賊う者之を残と謂う、 残賊の人は、之を一夫と謂う、 一夫紂を誅せるを聞けるも、 未だ君を弑せるを聞かざるなり。…